能見台ゆ〜かり整骨院症例ブログ「スポーツや日常の怪我」
2020.08.03
マッサージだけでは改善されない《首と肩の痛み、コリ》
”つらい首の痛み”や”肩のこり”の原因は・・・
”つらい首の痛み”や”肩のこり”は首から肩、背中についている「筋肉に問題がある」と思われがちですが、じつは違います。
その証拠に「首、肩、背中の筋肉をマッサージして緩めると一時的に楽になる」と思いますが、その時だけで、すぐ戻ってしまう。という経験をされている方が多いと思います。
”つらい首の痛み”や”肩のこり”の原因は、自分自身で力を入れてしまっているからなのです。
この記事でわかること
1.首から肩まで電気が走るような痛みの症例
10年以上、頭痛と首・肩のコリを我慢していた専業主婦の40代のUさん。
問診でお話をお伺いすると「スーパーにで買い物にいった際、買った商品をエコバックに入れ、右肩にバックをかけようと持ち上げた時に右の首から肩まで電気が走るような痛み。
来院されたUさんが訴えていた症状は右首から右肩にじっとしていても弱い痛みがあり、左右への振り向き動作、首を回す動作で痛みが増すのと引っかかりを感じるとの事でした。
検査と触診をした所、左に比べて右首から肩にかけての筋肉の緊張が強くありました。
変形性頸椎(けいつい)症や頸椎椎間板ヘルニアなど、頸椎や椎間板の異常が原因で首が回らなくなることは少なくありません。
また、首から手に繋がる神経が圧迫されて起こる胸郭(きょうかく)出口症候群などを疑いながら、検査を実施しましたが、問題は「筋肉が緊張しているだけ」と判断し施術を開始しました。
首の痛みにの治療で肩こりもなくなりました
まずは痛みと症状を軽減させる為に手技マッサージとハイボルトで筋肉の炎症を抑える事、を主な目的に施術行いました。
3回目来院時では、「最初と比べて3〜4割ほど痛みが減った」と、痛みが軽減していたので首と背中の骨格をの整復した後、手技マッサージを行いました。を受けられた方が、患部の治りが早いです。
具体的な治療計画と通院指導は初診時から2週間を集中治療期とし、まずは、筋肉の異常緊張と背骨のねじれを整え、なるべく間隔を開けずに施術を受けていただくよう、最低週に3回以上の通院指導をさせていただきました。
その後、継続治療期に症状を伺うと痛みもほぼ無く「10年以上あった肩こりも、気にならず軽くなっている!」との事でした。
Uさん自身も「今の良い状態を長持ちさせたい」との事でしたので、現在は定期的な身体のメンテナンスとして月に2回だけ、通院している状況です。
2.背骨のねじれ、骨盤のゆがみを整えて、痛みの出にくい身体づくり
整復で骨格を整えて、感じる効果
今回のUさんのケースは、筋肉の硬化と背骨のねじれが原因でした。
骨に問題のある患者さんに対し「整復」はとても有効な施術方法であると思っています。
整復がはじめての方は「ボキッ!」という整復音に少し驚かれるかもしれませんが、関節の可動域の改善が期待できるので、施術を受けられた多くの患者様に喜ばれています。
整復が早期回復の鍵
パソコン作業やデスクワークで、不良姿勢がクセになることで、肩こり症状、腰痛症状は”社会問題である”と言われている現代、皆さんの身体を、肩こり症状、腰痛症状が出にくい身体に変える事ができます。
その場しのぎの対処療法d提供しているだけでは患者さんに喜んでもらう事は難しいと考えています。現代の接骨院、整骨院に求められているのは痛みの出にくい身体、ひと晩寝たら元気になる身体づくりだと考えています。
その中で整復は即効性があり、患者さんにも施術後の変化を感じてもらいやすい施術方法です。
骨折や脱臼などのケガを治す技術「整復」で、背骨のねじれ、骨盤のゆがみを整えることによって、痛みや症状を根本から改善させ、早期回復、治癒に向かって行く事ができると考えています。